【レビュー・紹介】神撃のバハムート GENESISのレビュー
※ネタバレ注意
2014年10月から2014年12月まで放送されていたアニメ。12話。
genesis自体は創世記という意味らしい。進撃のバハムートではなくて、「神撃」。ずっと間違えて覚えていた。
この年代のわりにはクオリティが非常に高いアニメで評価が高かった。話数が12話であるにも関わらず、dアニメの気になる数で見る限りは24話ある2期よりもこちらの方が圧倒的に多い。
個人的には1期も好きだし、2期も好き。2期のほうがクオリティは高いのだけど。
それくらいすごかったんだろうってこと。
12話で終わったということは、ゲーム元ネタアニメだったということなどが理由かなと思う。力をもっと入れるつもりだったならば、おそらく24話だったのではないかなと。
12話ではあるが6.5話で総集編が入る。なので、11話みたいなもの。
話の展開が早い。さらっと全部見たいって人にはいいかも?
ストーリー・あらすじっぽいこと
この世界・現在が平和になっているというところが冒頭で。その後ファバロとカイザルの関係を表すシーン。
謎のピンク色の髪の少女?女性?が空から落ちてきて、無法者たちの服が奪われる。襲われるシーンは描かれていないが、おそらくターミネーターの服を奪うようなシーンみたいな感じかと。電気もビリビリしていたから表現はそれっぽい。ニヤニヤ。
ファバロの日常を少し描かれ、いつものようにお酒を飲んで調子のいいお話・嘘話をしていたところ、「ヘルヘイム」という言葉をアーミラに聞かれてしまう。飲んでいるところを、このまま襲って無理やり案内させるということもできなくは無いのだろうが、騒ぎを起こしたり・まだ真相がわかっていないのに行動には起こさない模様。のちに世間知らずで純粋無垢だと分かったが、5歳程度の記憶と、ほどほどの常識はあるのかもしれない?心は5歳、体は大人?かもしくは少女くらい。体の設定としては17歳くらいなのかな?それとももうちょっとだろうか。女性・大人としておこうかな。
さて、ファバロに話しかけようとお酒を飲み終わるまで待っていたアーミラ。何時間くらい待っていたのでしょうか。そうとう深酒だったのだと思われる。朝方ではないだろうから想像ではあるが、21時~3時とかそのあたりかと。もし深夜3時くらいなら、随分とアーミラは待っていたんだろうなあと。
遅い…とぷくっと頬を膨らませていたりはしないな…。しそうだけど…してないでしょう。
何時かわからないけれども、深夜、飲み終わってサイコーな気分で酔っ払いながら、そのへんでファバロが立ちションしているとこをアーミラに話しかけられる。
ファバロ側からすれば、女性が恥ずかしいがらずにクールな表情で立ちション途中に話しかけるって、変わった女・やばいやつ…の予感。ズボンか靴にひっかかっていなかったのか心配。
そう思いつつもそうとうな美人なので、調子のいい嘘話をしてしまう。
人間レベルでのやばいやつだとはこの時点ではおもっていないため、アーミラも運悪く純粋無垢なキャラなので悪い方向に話が噛み合うことに。
のあとの今日の賞金首(ゴース?)のカタキとなってしまったファバロが、悪魔を召喚できる人(ゴース?)に襲われるという流れに。ガースが兄?ゴースが弟?


ここで、アーミラの能力・本当の姿があらわになるというところになります。(美女、もともとやけど)悪魔に変身した、アーミラにあっけなく巨大な召喚された悪魔が倒され、襲ってきた召喚能力のある兄を倒して、これも賞金に。
バッカスに賞金が半分と言われていたのはココでつながる。
さいご悪魔が倒れてきて気を失う。その後、ファバロの夢?のシーンに。ファバロにとっては謎の巨大流が現れて…、まだそれが夢だったんじゃないかっていう可能性を残すシーンですが、、、酒飲みすぎたなあ、頭イタタ…と朝起きて、(たぶん機能一緒に飲んでたと思われる)酒場の女がやってきます。まあ、ファバロなので気にせず着替えるために服を脱いで真っ裸になりますよね。驚いて飛び出し逃げる女。
不思議に思って、姿見鏡を見たら悪魔の尻尾がファバロに生えていて、困ったことに。
この世界ではどうやら悪魔は人間の街にいるということはヤバい・まずいらしい。
天界4大天使の紹介がこの冒頭で始まる。話の展開が早いなぁと自分はついていけなかった。
見どころ・好きなところ
この作品ではまずはアーミラかなぁと。見た目は大人だけれども、精神年齢がおそらく5歳くらいといったキャラ。強くて可愛くて年齢と体が釣り合っていないから不思議ちゃん、おまけに天使と悪魔のハーフ。
主人公っぽくないと書かれていることを目にするが、いいキャラだなと思うのがファバロ、そしてまじめでダメダメなカイザル魅力的です。
アニメシリーズのすべての共通としては予告です。
オフザケの予告は面白い。ちゃんとした予告は少ないです。予告はそのエピソード内で目立っていた人が主に担当し、固定ではないので、話す人が変わります。
本編においてもギャグ性がけっこうあり、クールで暗い感じではなくて、面白く・心の落ち着く場面もあります。
気になったところ
話数が12話(実質11話)なので、ストーリーの繋がりが荒い。
リスト:登場する種族
- 人間
- 天使
- 悪魔
リスト:このアニメの要素・キーワード
- ファンタジー
リスト:登場
- バハムート
- アーミラ
- ファバロ
リスト:カップリング・組み合わせ
- ファバロ&アーミラ
- ファバロ&カイザル
- カイザル&リタ
- バッカス&ハンサ
- ジャンヌ&ミカエル
詳細:登場するキャラクター
バハムート
こいつをとめるために、天使と悪魔が協力して封印したのだけれども、復活させようとするものが現れて…というのが物語のきっかけ。
最後は神(ゼウス)と魔王(サタン)が協力して封印。
天使や悪魔よりも強い竜。破壊神的なポジション?見た目も技もFFのバハムートとイメージが良く似ている。
圧倒的に強くて通常では太刀打ちできない存在で、会話や交渉などは全く通じないため、ただ単に破壊を繰り返す厄介な存在であるため、敵の敵は敵。自分たちを守るためにこいつを封印するか倒したいと言ったところ。扱いとしてはどの種族からしても困った存在であるため、種族を超えての敵。
ファバロ・レオーネ(CV:吉野裕行)
賞金稼ぎ。見た目は褐色肌でアフロヘア。
嘘つきでお調子者。稼いだ賞金はその日のうちに使い切るその日暮らしの生活を送っている。酒場で女性に囲まれながら、いつもの”おやくそく”の甘言(相手の気分をよくさせる)の中で、ヘルヘイムの嘘話を偶然に通りかかったアーミラに聞かれてしまう。
カイザル・リドファルド(CV:井上剛)
簡単に言うと落ちちゃった、騎士。原因はファバロ。ファバロとは因縁の仲。
残念系イケメン・ダサい・やるときはやるんだけれども…。
アーミラ(CV:清水理沙)
登場は空から降ってきての謎キャラ。ファバロの話を聞いて真に受けて、騙されて。
通常時は人の姿をしていて、普通の少女といった感じ。髪の毛はピンク色で顔立ちも整っていておそらく美人。
悪魔と天使のハーフ。変身するとハーフではなくて悪魔なので、悪魔の血が濃く出たのかよくわからない。変身すると目が縦に割れて、服は魔法で何処かに片付けてかわからないが、敗れると言った感じには見えなくて、きれいに悪魔になれる。翼・尻尾・角が生える。手足がグレーの手袋・タイツのようになり、胴体は下着のかわりに装飾された金属のようなもの衣装となる。これは魔力なのだろうか。
胸のあたりお腹のあたりに独特の赤い文様が現れる。
髪の毛は毛先がピンクのままで、根本から8分辺りまで水色に変化する。
肌の色は血色が悪くなったような感じというか、アルビノのようというか、青白くなる。
尻尾は昔ながらの悪魔っぽい形状。ただし、すらっと長くてかっこいいデザイン。虫歯のイラストみたいな形なのに多分真似して書くと違う感じになってしまう。カッコイイ。
翼は右のほうが無い。これはミカエルに切り落とされてちぎれたため。
手と足の爪は赤く鋭く尖っている。鉤爪のような形になっていて、かっこいい。膝から下あたりは金属のブーツのようなもの。手と足は服・装甲ではなくて、露出しているような感じ。
首から鎖骨・デコルテにかけて、装甲が現れる。白い金属のようなシンプルなもの。クレイモアのプリシラの覚醒体のあれに形状が似ている。
手首あたりにかっこいいガントレット形状の白い装甲。
一言で言うならば、妖艶。
最後まで父ちゃんの正体は不明。別の話でわかるのでしょうかねぇ。永遠の謎のまま?
想像するにすごく強いことと、天使の遺伝子?があまり現れていなさそうなので、強い特別な悪魔だったのだろうなと思う。
馴れ初めエピソードもなかったので、謎なのでしょう。母が天使だってことと、それほど上位の天使ではなかったということは何となく分かる。ただし、下位の天使ではなさそう。
※2期のニーナという竜族の女の子がヒロイン・主人公なのですが、その子は服が破れる設定となっている
リタ(CV:沢城みゆき)
話の展開が早いため、ぽっと出的な、なんでこの話いきなり来るのって感じのストーリー展開。そこで現れた3話目の登場キャラ。
くらい、枯れ果てたホラーフォレストでカイザルが倒れ込んだところを助ける、、、というか死体を引きずって餌にするような感じで連れて行く。初見でもそう思った。
リタはそのままゾンビタウン、ゴーストタウン、グールタウンとなった村に住む死霊使い。200年くらい茶番ぐらしをしていたがいい加減飽きて、カイザルについていくことに。
キャラとしては一番好き。1期でも2期でも重要なキャラである。
リタの紹介・登場話ではリタがゾンビになっちゃうんだけど…。自我が失われなかったので旅についていくことに。
バッカス(CV:岩崎ひろし)
飲んだくれ野郎。なのですが、熱いふざけたおっさんです。
この方神様です。ファバロに仕事を与えるという重要な関係です。
ハンサ(CV:森久保祥太郎)
バッカスとともに生活しているアヒル。…の形をした神様。神=クァミです。
か=クァ、き=クィ、く=クゥ、け=クェ、こ=クォとアヒル語尾になっているのでチェックしてね!
ジャンヌ・ダルク(CV:潘めぐみ)
1期においては、この人いる?的な目で見てしまう残念キャラ。何度か見たり、2期を見たら大切なキャラなのだけれども、丁寧にストーリーが描かれていなくて、なんか隊のえらいさんがなんか綺麗事言っているなってくらいに見てしまうキャラ。
ミカエル・神のご加護を受けて戦う聖女・騎士様。人離れした力・槍を使う。
アザゼル(CV:森田成一)
1期ではかっこいい中堅ワル役として活躍。ファバロ・カイザルそれぞれの父の敵。
狡猾な悪魔で、割と現場で動くタイプ。堕天使らしい。
首元にエグい角2本と頭から2本、4本角生えている。複数の蛇の形をした影のような槍のようなもので、相手を串刺しして攻撃する。普通の人間の武器では倒せない。
ルシフェルは特別えらいさんなので、1・2期ともに偶にしか出ない。
ケルベロス(CV:喜多村英梨)
お色気担当。キタエリさんが色っぽくセリフをはいてくれます。セクシィ。
両手のワンちゃんは魔法?自我があるのか、腹話術・パペットマペットかよくわからないが、悪魔らしいきっついセリフを吐きます。1期ではちゃんと悪い悪魔って感じでコワイんだけど、とくにこれといった強い能力はなさそう。2期ではキャバ嬢・店主?になっていた。よかった。
ガブリエル(CV:藤村歩)
この1期で、最後まで残ることができた天使。1期でも展開ではまとめ役のトップらしい。神は唯一神だったためか、この人も天使?らしい。人間からすると、天使と神の違いってあんまりよくわからないのではないかなって思う。神代行的な女性です。翼はとても大きくてレベルが高いことがわかる。
2期ではあんまりにも天界が落ちぶれ、かわいそうな感じに…。
ミカエル(CV:蒼井翔太)
4大天使のなかで唯一の男性天使。戦いを司っているため、人間界に干渉しているらしい。
アーミラの翼を切った・割いた大天使。アーミラを攻撃しても、神の鍵を奪われてしまったため、とんでもない失態をしたという扱いに。
地上のジャンヌに力を与えている。
ラファエル(CV:大関英里)
翼が6枚。愛情を司る天使。
人間を信用していない。特殊な後光と腕輪が神っぽいデザイン。
ウリエル(CV:)
癒やしを司る天使。6枚翼がある。キャラデザは4大天使の中で一番好みかな。
シャリオス13世:王様(CV:玄田哲章)
テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト。
2期においてのアレサンド的なポジション。最後はダサーい感じで死亡。作中でもなかなか嫌われそうな、情けなく・威厳の足りないだけどもエラソーなキャラでした。
同じ様なポジションのキャラクターは2期でもこの人に限らず受け継がれたり、割り当てられているので共通点を探してみてください。
用語
神々
人間側からすると天界人のことで、天使のこと。天界ではおそらく神と天使を分けて考えているみたいではあるが、神々と呼ばれることがあることから識別はしっかりできない人が地上の人間には多いのではないかなと思えるところ。